三井物産エアロスペース株式会社 三井物産エアロスペース株式会社

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2021年8月23日 原田精機株式会社と国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出サービス契約を締結

三井物産エアロスペース株式会社(所在地:東京都千代田区 以下「当社」)は、原田精機株式会社(所在地:静岡県浜松市 以下、「原田精機」)と、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」からの超小型衛星放出サービス契約を締結いたしました。

原田精機は5軸同時加工などの高度な精密加工を得意とし、主に自動車部品の試作開発・製造を手掛けています。その加工技術を活かし、自社開発初号衛星で地球観測を目的とした光学望遠鏡を搭載する超小型衛星HSKSAT(3Uサイズ)を開発中で、2022年中の打ち上げを目指しております。

今般、当社は原田精機からHSKSATの打上と「きぼう」からの放出の手配を請け負うことに合意し、超小型衛星放出サービス契約を締結いたしました。
当社は、2019年12月に親会社である三井物産から「きぼう」からの衛星放出サービスの事業権を継承して以来、国内外の多数の顧客向けに超小型衛星放出サービスの提案を行っており、JAXAとの技術調整が完了した衛星の放出を順次開始しております。当社は、これからも宇宙の民間利用普及に一層貢献して参ります。

原田精機について

1983年に自動車部品の試作開発・製造を主業として設立し、2007年に航空宇宙分野に参入、その後2018年にグループ再編成を行い現在の商号である原田精機株式会社となりました。自動車、オートバイ、航空機、ロケット、人工衛星、競技用車両などの高精度な技術力を要求される精密部品を設計から試作開発、製造まで一貫して手がける技術集団であり、同社が製造した部品は、気象衛星「ひまわり」をはじめ、多数の宇宙機器への採用実績があります。
(原田精機株式会社 HP:http://www.haradaseiki.co.jp/

三井物産エアロスペースについて

1982年の会社設立以来 約40年に亘り、「航空宇宙・防衛の専門商社」として、ヘリコプターや航空機、宇宙・防衛・セキュリティ関連機器の輸入販売及び関連サービスの提供を通じ、日本の航空宇宙業界の発展や安全保障に貢献して参りました。情報技術、物流技術なども取り入れ、お客様のニーズにより幅広く、的確にお応えしていきます。(三井物産エアロスペース株式会社 宇宙事業Website:https://mba-space.com/

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