2021年8月25日 学校法人金井学園と衛星通信用地上局アンテナ2基の納入に関する契約を締結
三井物産エアロスペース株式会社(所在地:東京都千代田区 以下「当社」)は、学校法人金井学園(所在地:福井県福井市 以下、「㈻金井学園」)が運営する福井工業大学(以下、「FUT」)向けに、口径13.5m及び口径3.9mの2つの地上局アンテナ納入に関する契約を締結しました。
※地上局アンテナは宇宙の衛星・探査機等と通信するための地上の無線局のこと
㈻金井学園が運営するFUTは、2020年度より「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」をスタートさせ、その一環として地球周回軌道衛星との通信用の口径3.9mの小型地上局アンテナと、JAXAとの共同研究による月周回軌道衛星との通信用の口径13.5mの大型アンテナを敷設し運用を行います。
本プロジェクトに於いて、当社は2基の地上局アンテナ及び地上局運用システムを海外ベンダーから調達し、国内輸送や組立、ベースバンドシステムとの統合を支援します。
ふくいPHOENIXハイパープロジェクトについて
㈻金井学園が運営するFUTが、2016年度より推進してきた文部科学省・私立大学研究ブランディング事業「ふくいPHOENIXプロジェクト」を発展的に継承する取り組みとして、2020年度より学内プロジェクト「ふくいPHOENIXハイパープロジェクト」をスタートさせました。
本事業では、地球周回軌道から月周回軌道までをカバーする地上局として、これ迄の地上局を一新し、学生をはじめ研究者達の宇宙活動の発展に貢献することを目的とします。
Website:http://www.fukui-ut.ac.jp/phoenixhyper/
三井物産エアロスペースについて
1982年の会社設立以来 約40年に亘り、「航空宇宙・防衛の専門商社」として、ヘリコプターや航空機、宇宙・防衛・セキュリティ関連機器の輸入販売及び関連サービスの提供を通じ、日本の航空宇宙業界の発展や安全保障に貢献して参りました。情報技術、物流技術なども取り入れ、お客様のニーズにより幅広く、的確にお応えして行きます。(三井物産エアロスペース株式会社 宇宙事業Website:https://mba-space.com/>)