2023年4月20日(木)に東邦航空株式会社は、東京愛らんどシャトル*1 用の機材として同社が運航するAW139ヘリコプター（JA239A）の燃料に、株式会社ユーグレナ社が製造・販売するバイオジェット燃料「サステオ」を使用する試験飛行を調布飛行場で実施しました。当社は、AW139を製造した伊・レオナルド社（Leonardo S.p.A.）と共に東邦航空株式会社の「航空分野における脱炭素化」に向けた取組に賛同し、本試験飛行を協賛致しました。レオナルド社によるとバイオジェット燃料による飛行試験は世界初とのことでメディアの注目を集めました。
当日の飛行試験は約1時間に亘り、通常使用するジェット燃料と比較し機体性能は全く遜色無く、安全性にも影響が無いことが実証されました。
当社は、安心で豊かな社会の実現に向け、環境問題への積極的な取り組みを経営上の重要課題の一つに位置づけております。今後もレオナルド社や他の業界関係者と共にヘリコプター運航の脱炭素化に積極的に関わって参ります。

*１ 東京愛らんどシャトル
（財)東京都島しょ振興公社より委託を受け、伊豆諸島6島間を結ぶヘリコミューター として1993年8月に運航開始。現在では島しょ部の重要な移動手段になっている。