三井物産エアロスペース株式会社 三井物産エアロスペース株式会社

社員インタビュー

ヘリコプター本部 ヘリコプター第二部 官公庁営業担当

ヘリコプター本部 ヘリコプター第二部官公庁営業担当

Q.これまでの経歴を教えてください

大学卒業後、地元の地方銀行に入行し、4年間営業担当として法人・個人融資や金融商品の販売などを行っていました。大学で専攻したグローバル・ビジネス、異文化コミュニケーションを活かし、地元企業の海外進出サポートを銀行という立場から出来ないかと考えておりました。

しかし、自分が思い描いていた業務に関わることができず、「よりグローバルな舞台で、海外との繋がりを直接感じられる仕事がしたい」と思い立ち、転職を決心しました。また幼い頃から憧れであった空の世界の仕事に携わりたいとの気持ちが再熱したこともあり、三井物産エアロスペースであれば大学で学んだことを活かし、グローバルな舞台かつ憧れの空の世界で活躍することができると感じ入社いたしました。

Q.現在のお仕事を教えてください

私はヘリコプター第二部に所属し、主に官公庁のお客様向け消防防災ヘリコプターの営業を担当しています。消防防災ヘリコプターとは、救急や救助、消火、災害時の情報収集活動などを目的として、都道府県や政令指定都市の消防局などで活躍するヘリコプターとなります。

主な仕事内容は、消防防災ヘリコプターを保有するお客様へ後継機提案などの販促活動、受注後の機体納入業務、機体納入後のアフターサポートとなります。その中でも機体納入業務は、お客様との調整を重ね、海外メーカーや国内取引会社と協力し、約1年半から2年をかけてヘリコプターを完成させ、お客様へお引渡しするとても規模の大きな仕事となります。

またお客様へお引渡しして終わりではなく、約20年以上にわたり安心・安全に運航していただくためのアフターサポートも大切な業務となります。お客様にご提案する際には、販売から長期に渡るアフターサポートまで全体を俯瞰的に捉え、より良い活躍をしていただくためには何が必要なのか、一方的な提案ではなく、お客様が目指すあり姿を一緒に考えていくことを心がけています。

Q.三井物産エアロスペースならではの働きやすさはありますか?

私は三井物産エアロスペースに入社したとき、グローバルな舞台かつ憧れの空の仕事への大きな期待があった一方で、ヘリコプターに関する知識は全くなく、専門性が高い分野の仕事に付いていけるかとの不安もありました。しかし、当社はMM(マンツーマン)リーダー制度があり、中途社員も含め新入社員には、必ず一人の先輩社員がMMリーダーとして付き、 基本業務やヘリコプターの知識、ビジネス上のノウハウをしっかりと指導してくれるため、不安なく仕事に取り組むことができました。

また当社には色々な経験を積み、様々な知識を持った先輩社員や整備士のライセンスを保有している社員などスペシャリストが多く在籍しています。困ってしまった時には、一人で悩むのではなく、そのスペシャリストたちが知識を寄せ集めて「チーム、仲間」で解決していこうとする雰囲気があると感じます。お互いに助け合い、日々勉強しながら各個人の知識やスキルを高め、成長していける働きやすい環境が当社にはあると感じます。

Q.仕事のやりがい、モチベーションは何でしょうか?

「担当したヘリコプターが空を飛び活躍する」、その姿を見たときにやりがいを感じます。ヘリコプターの完成には約1年半から2年かかり、その間にお客様や海外メーカー、国内取引会社とのさまざまな調整が必要となります。もちろん上手くいかないことや対応に追われることもあります。そんな困難を乗り越え完成したヘリコプターには、担当者ならではの愛着が湧き、最終的にお客様のもとへ飛来し、無事お引渡しとなったときには、何とも言い難い達成感を味わうことができます。

またヘリコプターは救急や救助、消火、災害時の情報収集活動など重要な局面で活躍しており、その活躍はテレビや新聞で報道されることがあります。担当したヘリコプターが要救助者を無事に救助したという報道を目にしたとき、自分の仕事がその活躍の一翼を担っているとやりがいを感じるとともに、これから担当するヘリコプターも同じように活躍してもらいたいとの思いが強くなり、仕事のモチベーションに繋がっています。

Q.今後の目標を教えてください

入社してから4年間が経ち、その間に販促活動や機体納入業務、アフターサポートと一連の業務に携わることができ、思い描いていた「グローバルな舞台で、憧れの空の仕事」を叶え、充実した日々を過ごしています。入社時と比べ、少しずつヘリコプターの知識が身に付いてきたと感じておりますが、日々精進を忘れず、これからも仕事の幅を広げていきたいと考えています。

また自分で選択したヘリコプターという業界。その中で出会った多くの人との関係を大切にして、ヘリコプターについて積極的に学び、知識を吸収していくことを怠らず、「まずこの人に聞いてみよう」と一人でも多くの方から、最初に頼りたくなるスペシャリストを目指していきたいと思っています。

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